<Header>
<Author: 羊士諤>
<Title: 登樓>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 樓（ろう）に登（のぼ）る>
<BookPage: 346>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
槐柳蕭疎遶郡城，
夜添山雨作江聲。
秋風南陌無車馬，
獨上高樓故國情。
<End Poem>
<Translation>
槐も柳も、落葉して、まばらになり、ものさびれたすがたで、郡廳のある町をとりまいている。山に降った夜來の雨が水かさをそえて、川の音がひとしお高く聞こえる。秋風が吹きぬける南の街道には、行きかう車馬も見えず、自分ひとり高楼に登って眺め見わたしながら、遠い故郷への思いにさそわれる。
<End Translation>
<Formatted Translation>
槐も柳も、落葉して、まばらになり、ものさびれたすがたで、郡廳のある町をとりまいている。
山に降った夜來の雨が水かさをそえて、川の音がひとしお高く聞こえる。
秋風が吹きぬける南の街道には、行きかう車馬も見えず、
自分ひとり高楼に登って眺め見わたしながら、遠い故郷への思いにさそわれる。
<End Formatted Translation>